カスタムマップ(Build Map)
結論から:「build map」という公式機能は存在しない。マップ自作はコミュニティの領域だ——CustomMapLoader MOD がプレイヤー製マップを読み込む。マップとは「ゲームが地形として読み込む PNG を含む MOD」のこと。ワークフローを解説する。
ツール:CustomMapLoader(コミュニティ MOD)
CustomMapLoader(CML)は「カスタムマップを読み込む Sandustry 用 MOD」で、GitHub ユーザー Electric131 の作——Lantto Games の公式ツールではない。ゲーム自体はストアページで「MADE FOR MODDING」を掲げ、「手作りのマップ」にも言及している。
CML の定義では、カスタムマップは MOD パッケージだ:ゲームが地形として読む PNG 画像と、メタデータファイル。配布は Fluxloader サイト(fluxloader.app)経由で、Steam Workshop ハブも「Sandustry の MOD とマップ」をホストしている。
ワークフロー
- 1. 既存の Fluxloader MOD をベースにするか、UI の「Create Mod」ボタンから始める。
- 2. MOD の
modinfo.jsonにmapタグを追加し、CML のバージョン依存を宣言する(ドキュメントは作成時の CML バージョンで^x.x.xを推奨)。 - 3. マップ本体を作る——CML wiki は Map PNGs / Map Colors / Map Meta / Map Scripting の 4 ページに分けて解説している。
- 4. アップロード前に:
mapタグの存在を確認(「ないと CML が認識しない」)、CML と使用 MOD を依存関係に登録、ゲーム内でテストロード。 - 5. MOD フォルダごと zip にして fluxloader.app にアップロード——他のプレイヤーがダウンロードして遊べるようになる。
ドキュメント記載の制作 Tips
- プレイヤーの Y 座標を手動で調べる:コンソールで
fluxloaderAPI.gameInstance.state.store.player.yを実行。 - マップ画像から計算する方法:
(ピクセル y × 4) − 30が、そのピクセルに立ったときのプレイヤー y になる。 - フォグテクスチャは、作者の姉妹ツール Sandustry Light Spreader でブループリント PNG から自動生成できる。
バージョンに関する注意(制作前に読むこと)
ドキュメントとリリースが食い違っている:CML wiki のバナーは「v4.1.3 時点で最新」と言うが、GitHub の最新リリースは v3.1.2(2025 年 3 月)——v4.x はどうやら GitHub ではなく fluxloader.app 経由で配布されている。CML のメジャーバージョン変更は破壊的で、マップ側の更新が必要になる。
手順ドキュメントの最終編集は 2026 年 1 月 15 日——8 月のアーリーアクセス版より前だ。現行ビルドでそのまま動くかは未確認。カスタムマップを Steam Workshop から直接公開できるかも未確認である。
なぜマップが MOD なのか
製品版の地形は自動生成なので、固定の手作りワールドは MOD パッケージとして届けるしかない。コミュニティ製マップジェネレーターが存在するのも同じ理由だ——開発者はデモ期に、モッダーが「設定可能なマップジェネレーターをすでに複数作った」と述べている。